収入保障保険とは

収入保障保険とは【生命保険をさらっと解説】

収入保障保険は毎月少額の保険金を受け取り続けます

父娘

収入保障保険は、被保険者(生命保険の保障を受けている人とか、生命保険が掛かっている人)に、生命保険会社が規定する万が一のことがあったら、毎月少額の保険金を受け取り続けることが可能な生命保険です。

収入保障保険という名称も、保険金が毎月収入(給料)のように受け取れるという意味合いからきています。
他にも家族収入保険や家計保障保険などという名称で呼ばれることもありますよ。

 

ちなみに保障としての機能は死亡・高度障害のみとなりますので、他の保障をつけたい場合は特約として付帯するとか別口で単体の医療保険などに加入することになります。
収入保障保険の特徴は冒頭にも述べたように保険金の受け取りを分割して毎月少額受け取り続けることができる点と、高額な死亡保障を比較的安い保険料で契約することができるという点です。
以上を踏まえて、収入保障保険が適しているであろうモデルケースを挙げてみたいと思います。
たとえば収入が低いため保険料を払うことが難しい状態で小さな子供を抱えている家庭です。このような状態で働き頭にもしものことがあったらどうなるかは想像に難くないでしょう。
ですが先にも述べたように収入保障保険は比較的安い保険料で厚い保障を受けられる保険です。
本当に少額でも良いのでなんとかやりくりして加入しておくともしもの時にも安心でしょう。

収入保障保険は保険金額が受取期間に比例します

母子

収入保障保険には保険金を受け取るのに2種類のタイプが存在します。

一つ目は定額型で、これは受取期間に関係なく毎月一定の保険金を受け取れるタイプです。
もう一つは保険金の一部をまとめて受け取り、予定された残額を毎月均等額受け取りするタイプになります。どちらかというとこの保険金受け取り方法は希少です。

 

たとえば収入保障保険に加入して小さな子供と妻を遺して早くに逝ってしまったとします。
小さな子供はその成長に応じて予想以上にお金がかかるようになることが珍しくありません。

 

というよりも、子供が小さいほど子供の自立までの時間が長いので、必要な生活費や学費が大きくなるのです。これが重要なんです。
極端な話
1.保育園児二人が22歳になるまでの生活費総額を 約五千万円としましょう
213歳の中学生二人が22歳になるまでの生活費総額  約2,400万円
318歳の大学生二人が22歳になるまでの生活費総額  約1,000万円
を比較すると、必要な保障金額が大きく違います。
若い家庭ほど保険金が必要で、子供が大きくなればそんなに保険金はいらないという、右肩下がりの保障額になるというのがわかると思います。

 

子供

例えば、上記の例で三千万円の保険金の定期保険に加入していたら、1の場合は子供が中学を卒業したら保険金が尽きるので、子供は中卒で働かなければならないかもしれません。
上記2の場合、子供は大学生になるのを諦める必要があるかもしれません。
定期保険といえど、五千万円の保険料は結構高いですし、子供が大学生の時に五千万円の保障は大きすぎるので合理的ではありません。

 

ここで、もしも父親が55歳までの契約で毎月18万円受け取れる収入保障保険に加入していたとしたら
1.保育園児二人が22歳になるまで(他界した父親の55歳相当年)20年間の保険金受取額 約五千万円としましょう
213歳の中学生二人が22歳になるまでの生活費総額  約2,400万円
318歳の大学生二人が22歳になるまでの生活費総額  約1,000万円

 

この場合収入保障保険に入っていたとしたら受け取る金額が受取期間に比例して毎年増えていくので、まるで保険金が子供の成長に合わせて調整されるようで安心できます。

収入保障保険は所得税と遺族年金を考慮しましょう

収入保障保険はメリットの多い保険ですが、何事にも表と裏があるようにデメリットも存在します。
収入保障保険の何よりのメリットは割安な保険料で手厚い保障を受けられることでしょう。
そして保険金を一度にまとめてもらうのではなく分割で支給されることで計画的にお金を使っていくことが可能になる点も挙げられます。

 

逆にデメリットとして挙げたいのは、冒頭にも述べた所得税と遺族年金について考慮しておかないと後悔する可能性が高いということです。まず所得税について説明すると、保険金をまとめて受け取った場合は相続税を支払うことになります。
しかし非課税枠があるので上手く利用すれば節税にもなります。ですが分割でもらうとなると支払う税金は所得税になるのです。
つまり雑所得として捉えられるということですね
。次に遺族年金ですが、これは公的年金ですので金額の大小はあれど必ず受け取ることができます。ですがこれを考慮せずに加入を決めると、ややもすると過大な保険加入となりかねないのです。今背負うべき負担よりも多くの負担を背負ってしまうのは考え物ですよね。
ですから遺族年金がいくらもらえるかを計算しておき、不足分を収入保障保険で賄うという考え方が大切になってくるのです。


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